【美術】立体を捉える練習 その2

絵を描くときに苦労するのは三次元を二次元へと変換する作業ですね。なかなか上達しないときは、こんな練習をしてみてはいかがでしょう。

三次元を二次元へ置き換えるのはとても大変です。目で見たものをそのまま写せばいいだけなのに。
では、本当に三次元を二次元へ置き換えるだけで大丈夫なのでしょうか。実はそれだと奥行きのある絵にならないのではないでしょうか。
見たものを奥行のあるまさに立体感のある絵にしたいなら、この練習法を試してみてください。

三次元を捉える練習として、次のことをしてみましょう。ちょっと難しいので気長に構えてくださいね。

やり方は簡単。アルファベットを立体的に描くだけです。単なる立方体と違って、Aだったら穴があき、Bだったら曲線が入るなど、かなり難しくなっています。A~Zまでとりあえずひと通り描いてみましょう。

いかがでしたか? 相当に苦労したことでしょう。まずは一方向から描く練習からはじめましょう。慣れてきたら今度は色々な方向から描いてみてください。また壁にぶつかると思います。

どの方向からも描けるようになったら、最後は複数のアルファベットを色々な方向に並べて描いてみましょう。並べるだけでなく、重ねたりなんてのもいいですね。奥行きを考えて配置していったりするのも面白そうです。

これがすらすらと描けるようになれば、相当に立体を捉える力が養われたことでしょう。

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