【美術】立体を捉える練習 その1

絵を描くときに苦労するのは三次元を二次元へと変換する作業ですね。なかなか上達しないときは、こんな練習をしてみてはいかがでしょう。

三次元を二次元へ置き換えるのはとても大変です。目で見たものをそのまま写せばいいだけなのに。
では、本当に三次元を二次元へ置き換えるだけで大丈夫なのでしょうか。実はそれだと奥行きのある絵にならないのではないでしょうか。
見たものを奥行のあるまさに立体感のある絵にしたいなら、この練習法を試してみてください。

用意するものはチラシの裏など、とにかく練習用の紙とペンだけ。できるだけ数をこなしたいので、いらない紙をたくさん用意しましょう。
練習法の基本はとにかく立方体を描くこと。基本はそこからです。手近なものを利用するならティッシュの箱を色々な角度から見て描いてみるといいですね。このとき、見えない角も描いてください。これが練習の肝でもあります。

さあ、慣れてきたら次の練習です。立方体の中にサイズの違う立方体を描いてゆきましょう。一つの立方体の中に複数の小さな立方体。立方体は並んでいたり、重なっていたり、色々と試してください。

こうして立方体を描くことで立体を捉える基礎を学びます。簡単なようなら、複数の立方体を並べて立体的なピラミッドを作ってみるなどしましょう。基本の練習だけど、そうとうに難しいですよ。

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