フィリピン人と仲良くなれるカードゲーム トンイツ

トンイツとはトランプカードで遊べるゲームです。
フィリピンでは有名なゲームでトンイツを始めれば朝までやってしまう事もあります。
ジョーカー抜きの52枚のトランプカードで遊びます。
ラミーカードゲームです。
これが出来るとフィリピン人と楽しく遊べますが、賭博性もありますので注意してください。

ルールは、セブンブリッジに似ています。
3人で遊びます。
最初は任意で最初にカードを配り始める人を1人決めます。その人から時計反対周りでカードを12枚ずつ配ります。
最初にカードを配られた人には1枚多く配られ13枚となります。
カードを配った後の残りのカードは伏せておきます。
2回目からは3位の人からカードは配られます。

まず最初に、カードを13枚持った人が1枚のカードを捨てます。
時計反対周りで次の人が伏せられたカードから1枚カードを引きます。
そして1枚カードを捨てます。
これを時計反対周りで繰り返していきます。
伏せられたカードがすべて無くなればゲーム終了です。

これでは何も面白くないですが
伏せられたカードを引いてカードを捨てるまでに以下の条件のカードがあればカードをオープンすることができます。
条件1. 同じ数字が3枚以上ある。 例えば ハート2、スペード2、クローバ2
条件2.同じマークで3枚以上の連番がある。 例えば スペード3,4,5,6
オープンしたカードをBAHAY(バハイ)といいます。

また自分が オープンしたカードまたは他の2人がオープンしたカードに自分の持っているカードを付け足してオープンすることもできます。これをSAPAWといいます。
条件1. 3枚の同じ数字がオープンされていて手元に同じ数字を持っている。
条件2. 同じマークの連番がオープンされていて手元のカードに同じマークでオープンされたカードの連番カードがある。
 例えば オープンされているカード スペード5,6,7があり 手元にスペード4あるいは8のカードがある。

こうしてカードを全てオープンするか捨てることの出来る状態になればゲーム終了です。
カードを全て捨てれる状態を”トンイツ”といいます。
トンイツすれば無条件に勝ちです。

伏せられたカードが全てなくなった時の勝ち負けは、
各自の手元カードからオープンできる組み合わせを全て除いたカードの点数を足し算で計算します。
一番点数の小さい人が勝ちです。
Aは1です。2から9はぞのまま。J,Q,Kは10として計算します。

例えば クローバ2,3,4 スペード1,J,Q ハート3,Q ダイアQ が手元に残った場合は
1+J+3 で 14です。

また’’トンイツ’’あるいは伏せたカードが全て無くなった場合以外でも
各プレーヤが条件が揃えばその時点で勝負をすることができます。
この時プレーヤはDRAW(ドロー)と宣言します。
DRAWでの勝負もカードの点数で競います。
各自の手元カードからオープンできる組み合わせを全て除いたカードの点数を足し算で計算します。
一番点数の小さい人が勝ちです。
Aは1です。2から9はぞのまま。J,Q,Kは10として計算します。

DRAWできる条件は以下です。
1. 自分でオープンしたカード(BAHAY)があり、自分のBAHAYに1ターンSAPAWされていない。
2. 手元に4枚以上の同じ数字がある。または4枚以上の同じマークの連番がある。
またDRAWを宣言されたとき各プレーヤは\"FOLD\"勝負を降りることができます。

こうやって1ゲームが終了しますが
ゲームを楽しむためにチップなどを持ってチップのやり取りで遊ぶことができます。
1ゲーム始まる前に 最初は100チップを場代として各自支払います。
次回からは50チップを場代とします。
チップは各ゲームごとに場に貯まっていきます。
ゲームを2連勝した人がいれば場に溜まったチップは全て2連勝した人が獲得できます。
JACKPOTです。
誰かが2連勝したあとはまた各自100チップを支払います。
また1ゲームごとにも
勝った人は100チップを最下位の人からもらえます。
トンイツで勝った場合は200チップをもらえます。
また、終了時に手元に4枚の同じ数字または同じマークの4枚以上の連番がある場合は
役として1組につき200チップをもらえます。
FOLDする場合は100チップを支払って勝負を降りることができます。
チップの数などは話し合って決めましょう。

まとめ

ここに書いたルールや点数はローカルでも違いがありますので
最初に確認してから始めてください。
単純なルールですが、かなりはまります。

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