認知症予防にも役立つ、シニアからの生涯学習のすすめ

平均寿命が80代を超えようとしているこの時代だからこそ、リタイア後のシニア世代にとって生涯学習は余生をより豊かにできる有意義なものです。
生涯学習は、開いている時間を有益に活動できるだけでなく、体や頭を適度に活用することにより認知症予防にも繋がり大変有益です。

認知症やボケの防止に役立つ、生涯学習のすすめ

生涯学習とは、わたしたちが個人の主体として一生涯にわたって学び続けることを言います。
特にリタイア後の60代・70代にとって、余暇を手軽に楽しみ気持ちにゆとりを持ちたい、そのために何かしらの趣味や習い事を始めたいという考えを持たれる方はたくさんいます。
こうしたことから自治体や民間企業なども生涯学習を推進しており、いろいろなシニア世代を対象にした習い事や趣味などが盛んになっています。

高齢者にとって、生涯学習にはさまざまなメリットがあります。
趣味や習い事を通じて夫婦や家族との仲が深まったり、同じく学習を行う友人ができたり、ほかにも頭や手先を鍛えることによって認知症予防にもなります。
第二の人生をいかに実りあるものにしていくか…まさに今がスタートラインです。

おすすめの生涯学習

高齢者におすすめの生涯学習プログラムはたくさんあります。
たとえば、詩や俳句や絵画などは、何もないところからイメージを膨らませるので脳の活性化につながります。
書道や硬筆などは、手本を見ながら一つ一つ集中して行いますし、自分でよしあしを判断するので、手先の活性化だけでなく判断力も鍛えられます。
今まで料理をしてこなかった男性にとっては、料理を習うのも判断力や段取り力を身につけられておすすめです。
こういった生涯学習は脳の活性化につながり、認知症予防にもなります。
習い事をするなかで、新たに友人ができたりと親交も広がっていくでしょう。
何よりも大切な事は、好きなことを楽しんで行うためストレスが解消でき、心身共に健やかで前向きに日々を過ごせるのです。

お友達や家族、孫と楽しんで、心身の健康維持を

リタイアした、もしくはリタイアを控えている60代・70代が楽しむことができる生涯学習には、楽器や手芸、料理など、世代を問わず楽しめるものがたくさんあります。
趣味を通じたお友達はもちろんのこと、ぜひ、家族やお孫さんとも楽しい時間を過ごしてください。
ヨガなどスポーツ系のプログラムであれば、血行が促進され、身体の健康促進も期待できます。
このように、いくつになっても自分が打ち込めることに取り組む事は大変有益です。
定年後の時間をもてあますのではなく、生涯学習を楽しむことで心身の健康を維持し、第二の人生を充実させていきましょう。