オススメ漫画 『銀と金』

オススメの漫画『銀と金』の紹介です。

『銀と金』は『賭博黙示録カイジ』や『賭博覇王伝 零』、『天』、『アカギ』などの作者である福本伸行氏の漫画です。
題材はギャンブルというよりも、心理戦がメインにおかれたものであり、まさに金こそが力という資本主義を描いています。

物語は悪党から金を騙し取るのが主体になっておりますが、一番の見せ場はやはり駆け引きでしょう。
相手の心の隙を狙い、いかにそこを突くか。その見せ方がとにかく凄いのです。
普通、漫画などを読んでいると「どうせ、主人公たちが勝つんでしょ?」ぐらいにしかならないことってありますよね。それこそ、最初と最後のページだけ読めば、それで事足りるなんてことも。けど、『銀と金』は違います。
本当に勝てるのか? どうやって勝つのか? なにより、物語より相手との駆け引きこそが見たいと思わせてくれます。
勝利しても「なるほど」と思わせるよりも、本当にギリギリの綱渡りの戦いだったと驚かせられることも多いです。

とにかく目が離せない漫画なので是非とも読んでみてください。
作品は完結しており、コンビニコミックスとして、何度も刊行されていますので入手は楽だと思います。是非ともどうぞ。

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