【ガーデニング】マーガレットの育て方


春から初夏にかけて咲く清楚な花が印象的なマーガレット。大株なら門まわりに、小株なら花壇などの彩りになってくれます。他の花とも組み合わせやすいのでいかがでしょうか?

手順

  1. ・育て方
    日当たりの良い場所が良いでしょう。高温多湿に弱いので、風通しの良い場所がオススメ。
    暑さが厳しくなると生育に影響が出始め、花つきが悪くなります。夏場は直射日光を避けるようにしてください。
    寒さにも弱いので冬場は鉢に植え、夜間だけでも室内に取り込んでおくとよいでしょう。
    草丈が伸びると倒れやすくなります。支柱を立てて倒れないようにしてあげます。
    15cmを越えるほどになったら、新芽を摘み取って、わき芽を出させるほうがよいです。そうすると結果的に花数も増えます。
    水は表土が乾いてから。湿度に弱く、やや乾燥に強いので雨季などは気をつけて。
  2. ・増やし方
    一般的にさし木で増やします。
    タイミングは5月の花が付く前。芽の先端を7~8cm切り取って、葉の数が3~4枚になるように、下の葉を取り除きます。それを水の入ったコップに2~3時間つけて吸水させ、湿らせた川砂に挿します。日陰で乾燥しないように気をつけて管理していけば、1ヶ月ほどで根が出てきます。
    6~7月には鉢や庭に植えつけましょう。育ちによっては秋にも花を楽しめることもあります。
  3. ・病害虫の注意
    気をつける病気は立ち枯れ病。虫害はアブラムシ、センチュウ、ハダニ。
    立ち枯れ病は茎葉に斑点ができ、その後に枯れてしまう病気です。梅雨時期から夏にかけて発生しやすいようです。残念ながら発生したら抜き取るしかありません。
    アブラムシやハダニは殺虫剤で駆除しましょう。ほっておくとどんどん増えるので管理を怠らないように。
    虫害で問題なのはセンチュウです。根に寄生する害虫のため、アブラムシのように目で見て確認できません。予防策としては、薬剤を土に散布しておくことです。

まとめ

高温多湿や寒さなど環境に弱い花です。でも、それさえクリアすれば、そこまで手もかかりません。
肥料は少なめで大丈夫ですし、水はけの良い砂質の土でそこそこ多湿は改善できます。
他と合わせやすい綺麗な花が魅力なので、是非ともチャレンジしてみてください。

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