【国内旅行】 四万十市トンボ自然公園

通称:トンボ王国。 高知の四万十川へ行くことがあれば、晴れて空が高く感じられるような日に、ここをぜひ訪れてみてください。世界一のトンボ保護区です。

昭和35年頃、大阪府堺市浜寺という海沿いの土地に住んでいました。

今では、海は沖まですっかり埋め立てられて一面工場になってしまいましたが、当時は、家から海水パンツのまま歩いて、チンチン電車(大阪唯一の路面電車:阪堺電車)の駅を超え、松林の綺麗な浜辺の浜寺公園というところまで泳ぎに行っていました。

家の周囲は見渡すかぎり畑や田んぼで、近所の子がときどき肥溜(こえだめ)に落ちて騒ぎになったりしていました。そんな風景の中でひとつはっきりと記憶に残っているのが、頭上高くヒラヒラと飛んでいた生き物の姿です。幅広い黒い羽根で優雅に飛んでいました。

最初はチョウだとばかり思っていました。でも何か様子が違うので帰って図鑑で調べてみると、チョウトンボというトンボだと分かりました。シオカラトンボや赤トンボ、糸トンボ等はいくらでもいましたが、その頃でもチョウトンボを見たのはその一回きりでした。

それ以来トンボが好きになりました。1985年(昭和60年)。ニュースでトンボ公園が出来ると聞いた時に、前から四万十川も見てみたかったのでついでに、早速バイクで出掛けて行きました。でも、その時は早く行きすぎて公園はまだ完成しておらず、タガメなどの水生生物はいましたが、残念ながらトンボは見られませんでした。

それきり、結局再訪できないままで今に至っています。その後の様子はウェブで知るだけです。自然を守るために今でもその規模を広げているようなので、トンボが好きな方、ぜひ一度その後のトンボ公園の様子を見てきてください。(トンボは3月中旬から12月にかけてが最盛期だそうです。)

まとめ

トンボばかりでなく、庭の花に来ていたアブ、ハチ、チョウなどの姿も心なしか少なくなったように思います。みんなもそう感じませんか? 透明な羽がきれいなオオスカシバ(ハチドリの様に飛ぶ)もとんと見かけなくなりましたし、シャクトリムシもめったに見ません。ウンカより一回り大きいうす緑色をしたアオバハゴロモにも永らく会っていません。ミノムシさえ減ってきていると聞きます。今からでも、何か対策を打つのに早すぎることはないと思います。

●四万十市トンボ自然公園
http://www.gakuyukan.com/index.html

●所在地:〒787-0019
        高知県四万十市具同8055-5
          TEL:0880-37-4110 FAX:0880-37-4113

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