【美術】裸の大将 山下清


山下清のドラマと実在の山下清との相違の紹介

テレビドラマの「裸の大将放浪記」では、放浪先で絵を描き、さまざまな感動を残すストーリーとなっていますが
実際の放浪ではほとんど絵を描いていません。旅先で見た風物を自分の脳裏に鮮明に焼きつけ
実家や八幡学園に帰ってから自分の記憶によるイメージを描いていたのです。
数ヶ月間、時には数年間の放浪生活から帰った清は
サヴァン症候群による驚異的な記憶力により、自分の脳裏に焼きついた風物を鮮明に再現していたのです。
しかも、山下清のフィルターを通したイメージは、実物の風物より色鮮やかで暖かい画像となり
それが独特の貼り絵となっていったのです。
しかしのその貼り絵も自発的に作成するのではなく、施設の先生に促されてからしか作業しなかったと言う話です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です