初心者向けのイラスト基礎理論(30秒デッサン)

絵の描き方として大事なのはとにかく描くことと言われます。確かにそれで技術はつくでしょう。でも、それだけで上手くなるのは才能がある人だけです。ただ漠然と描くのではなく、しっかりとした練習方法で描いてみませんか?

30秒デッサンというものをご存じでしょうか?
その名の通り、30秒でデッサンをこなすのをひたすら繰り返す練習です。とにかく時間が短いため、左脳で考える時間を与えずに右脳で描く練習になるものです。短い時間でたくさんの量もこなせるので毎日五分からでも続けられる良い練習法ですね。
やり方としては色々なポーズのデッサン人形の画像を用意して、それをスライドショーなどで三十秒ごとにランダムに切り替えてゆくだけです。デッサン人形の画像は色々な角度からとったものがいいでしょう。動きのあるポーズほど、練習には向いています。

無論、これだけをやれば画力が向上するかというわけもありません。この練習法はあくまでも特徴や動きを捉える練習です。
週一回を目安に、これとはまったく逆の練習をしてみましょう。じっくりと対象を観察して、描くのです。描き始めたら出来る限り対象を見ないように描いてゆきます。とにかく丁寧に、一本の線に一分くらいかけるほど丁寧に描いてゆきます。

この二つの練習法を繰り返して、一ヶ月前と一ヶ月後に描いたものを比べてみましょう。驚くほどの効果が得られることでしょう。

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