手軽にスリルを味わいたい時にバンジージャンプや遊園地でのジェットコースターが思い浮かびますが、スカイダイビングはどうでしょう?
普通はスカイダイビングはタンデム(上級者にハーネスで固定されてる)で始めますが、最初から一人で飛ぶことが出来ます。
手順
- 一人といっても上級者(インストラクター)が2人一緒に飛んでくれます。
日本でもやっているところがありますが最初から一人で飛ばせてもらえるかどうかはわかりません。
私が体験したのはカリフォルニアシティでのスカイダイビングセンターでした。
アメリカには多分400箇所くらいのドロップゾーンがあり気軽に体験できるでしょう。一人で飛ぶのはタンデムのように少しの講習を受けてすぐに飛ぶというわけには行きません。
またAFFのライセンス取得コースを選びます。もしスカイダイビングが気に入ってライセンスを取るときに役立ちます。
ライセンスを取得するには15段階ほどをパスしなければいけませんが
1回ずつ現金で支払えば嫌ならスグやめることが出来ます。
講義が英語のみのために多少の英会話力は必要です。
(日本語ありのところもあると思います。)朝から講義が始まってグラウンドでの練習を行います。
最後に筆記試験があります。
間違っていても再度説明を聞き理解していると判断されればパスするでしょう。夕方くらいには全てパスして出発できます。
スカイダイビング時のスーツやパラシュート、ゴーグルなどは当然貸してくれます。
靴、矯正用メガネは自前です。空港から飛行機(私のときはオッターという飛行機でした)で急上昇しながら飛んでいきます。
この辺りからかなり緊張してきます。IAD(インストラクターアシスト)というコースは2人のインストラクタが一緒に乗り込んでくれます。
私のときは米軍兵のアルバイトのインストラクタでした。初めてなのでナーバスになっている。
でも米人インストラクタは陽気に話しかけてくるのが鬱陶しくなってきます。
飛行機はドアを全開で飛んでいるので高度を稼いでくると自然とオナラがでたりします。
そしてドロップエリアに入るとインストラクタが 「Are you ready? Skydive!」
と聞いてきますので大丈夫であれば
(怖ければやめましょう。お金は勿体無いですが。
本人が自主的に飛ばなければ安全のために引き帰します。)合図され飛行機の飛び降りる出口のほうに向かいます。
この時高度は12000フィートから15000フィートくらいです。
インストラクターが一人出口から体を乗り出します。
体験者は真ん中に挟まれて一人のインストラクタに「チェックイン」「OK」
もう一人のインストラクタに「チェックアウト」「OK」と合図してGo!!と空へ飛び出します。
(このエグジット方法は飛行機により違うと思いますので説明をよく聞きましょう)地上で練習した確認事項などをパラシュートを開くまでのフリーフォールの間(落ちてる)に
インストラクター2人相手に行います。
そして合図があればリップコードを引きパラシュートが開きます。
飛行機を飛び出してパラシュートを開くまでのこの間が1分くらいです。
恐怖の1分ですが続けるうちに爽快に変わってきます。パラシュートが開いた後はもうインストラクターは近づけませんので自分で降りていくしかありません。
只、パラシュートが開いた後は初回から爽快さを味わえることでしょう。パラシュートは手でコードを引いたり緩めたりして操作します。
最初のうちは地上から監視している係から指示を受ける無線を渡されているので
それを聞きながらパラシュートで旋回しながらドロップゾーンに向かいます。最後に地上目前でフレアーという指示と同時に
パラシュートの両手コードを引き軽く着陸できれば終了です。
スカイダイビングのメインのパラシュートはパラセーリングのような格好をしていますが
揚力は無いので自分で旋回しながら落ちていくだけです。パラシュートを開いて着地するまでの4分ほどは初回でも最高に爽快さを味わえます。
まとめ
体力もそんなにいらず参加しやすいスポーツだとは思います。
現在では用具、技術の発達により安全なスポーツであるといえます。
が、危険さは十分認識しておかなければいけないスポーツですので
気軽に参加はしても インストラクタの指示と自分の行動は確実に慎重に行いましょう。
そして最高の時間を体験できると思います。
parapublishingというサイトでSkydiver’sHandbookという
本を販売していますので(20ドル程度)読んでおくのもいいかと思います。