デートでも使える!?人に教えたくなる花火の雑学


もうすぐ本格的な花火大会シーズンになるので、花火に関する雑学を集めてみました。
花火や「たまや~!」などの掛け声の起源、江戸庶民の花火好き、海外での花火の風習、花火の色、種類、値段など意外と知らないことばかり。
これであなたも、花火のうんちく王になれます!

花火の由来・歴史

火薬の原料である硝石は、紀元前に中国で発見された
漢の時代(紀元前202~225年)に発見され、12世紀中期から後期にかけ、花火の原型となる爆竹が誕生。
その後、シルクロードを通りヨーロッパ方面にも硝石の存在が伝えられた。
 
「かぎや」「たまや」は有名な花火師の屋号
隅田川花火大会の起源である両国の川開きを発展させた、江戸を代表する花火師の屋号。
江戸の花火の人気を二分した二大花火師。
 
初めて花火を見た日本人は「伊達政宗」!?
1589年に米沢城で唐人による花火を楽しんだとの記述が『伊達家治家記録』に残されている。
これが発見されるまでは、徳川家康が日本で初めて花火を見た人物だと言われていた。
 
江戸時代に庶民に対して、花火禁止令が出された
3代将軍家光が奨励したことがきっかけとなり、新しい物好きの江戸っ子の間で花火が大流行。
しかし、当時の家が全て木と紙でできていたため、消防上の理由から花火禁止令が出た。
 
海外では、国によって「花火を上げる日」がある
日本のような花火大会のような文化は少なく、あくまで「イベントの一環」として打ち上げらる側面が多い。
年明けの花火、アメリカの独立記念日、フランスの革命記念日、インドのディワリなど。
 
ギネス認定の世界最大級の花火が見れるのは、新潟だけ
「片貝まつり浅原神社 秋季例大祭奉納大煙火」(新潟)で、世界最大経の正四尺玉が地上800mまで打ち上げられる。

花火に隠されたヒミツ

花火の色は、使われる金属で決まる
赤・・・炭酸ストロンチウム
黄・・・ナトリウム・炭酸カルシウム(石灰石)
緑・・・硝酸バリウム
青・・・酸化銅
白(銀)・・・マグネシウム・アルミニウム
 
直径約30cmの10号玉は、東京タワーの高さまで上がる
直径約9cmの3号玉で160メートル、直径約30cmの10号玉で190メートルに達する。
直径約100mの3号玉の値段は、4000~5000円
開花したときの直径が150mの5号玉で1万5000円、450mにもなる20号玉(2尺玉)となると80万円。
花火玉単体の値段で、打ち上げのための設備や人件費、警備などの経費は別。
 
どこから見ても丸い花火は、日本独自の技術
町のあらゆる角度から見られていたため、どこから見てもキレイな球状にする必要から発達した技術。

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