JPドメインは、基本的に汎用JPドメイン(.jp)と属性型JPドメイン(.co.jp)に分けられます。
- 属性型JPドメイン名
末尾が「.jp」で終わるドメイン名(JPドメイン)のうち、セカンドレベルが組織種別ラベルとなり、サードレベルドメインが組織名となっているドメイン名です。登録組織の種別ごとに登録資格が決まっています。営利法人用の「co.jp」、非営利法人用・国際機関・外国政府の在日公館の「or.jp」、そして多数者向けのネットワークサービスを意味する「ne.jp」です。属性型JPドメイン名は、地域型JPドメイン名と合わせて1つの組織につき1つしか登録する事ができません。
- 汎用JPドメイン名
「XXX.jp」のように、セカンドレベルに登録者の希望名称を登録することができるJPドメイン名です。もともとJPドメイン名は上記にある「XXX.co.jp」や「XXX.ne.jp」などの属性型ドメイン名(上記参照)でしたが、2001年より新しい枠組みとして汎用JPが導入され、組織名だけでなく、商品名やイベント名などで幅広く活用されています。属性型JPドメイン名は原則として1組織につき1ドメインしか登録できませんでしたが、汎用JPの導入によりいくつでも自由に登録できるようになりました。さらに、日本語のドメイン名(日本語.jp)が使用できることや、個人でも簡単にドメイン名が登録できるなど、それまでの制約を大幅に緩和したドメイン名となっています。
属性型JPドメインは1つの組織につき1つしか登録できないので、取得していない企業は早めに取得しておいたほうがいいですよー。取られちゃうと、持ち主がドメインを失効でもさせない限り、取るチャンスがないですからね!