【基礎知識】ccTLDとは?

ccTLDとは、country code Top Level Domainの略で、世界の国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメインです。日本のドメイン「.jp」もccTLDひとつです。

コード体系は原則としてISO 3166規格による2文字のコード(例:.us-アメリカ、fr-フランス、de-ドイツ)に基づいていますが、一部例外を採用している国や地域(例: .uk-英国等)もあります。

ccTLDの登録・管理やDNSサーバ管理は原則として、ICANNによって認定された「NIC(ネットワーク・インフォメーション・センター)」と呼ばれる組織が行ないます。日本のJPドメインを管理するレジストリはJPRSです。

ccTLDの取得用件はそのドメインのレジストリが決めている。世界中の誰でも取得できるgTLDと違い、その国/地域に存在(在住)する団体(個人)でないと取得できない、または海外の企業にドメインの登録を許可しているが登録商標が必要などという制限がある国もあります。

ccTLDドメインの登録の流れ

海外ドメインの登録規定は、申請者に対する必要事項・書類だけではなく、ドメイン登録事業者にも規定があり、ドメインを直接登録可能な国、現地の事業者経由の国など、複数の登録経路があります。

海外ドメインは各国・各地域に存在するNIC(Network Information Center)によって運営・管理がされています。

※注釈
IANA(Internet Assigned Number Authority)
とは、当初ICANNの役割を果たしていたインターネットの統括機関でしたが、1998年のICANN設立に伴い、現在はICANNの下部組織として各国別NICの統括をしている組織です。

NIC(Network Information Center)とは、インターネット上で利用されるIPアドレスやドメイン名などを割り当てるICANN/IANAの下部組織に当たる民間の非営利機関です。

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