【役立つ!】飼い猫をキャリーケースに慣れさせる方法

今回の東北太平洋地震では、
地震後の急な津波で飼い主とペットが一緒に逃げられず
生き別れになってしまったり、一緒に避難した後も、
避難所にペットが入れられず、車など寒い中でペットと一緒に過ごすなどの
報道が見られました。

ただ、いざ震災が起こった!という時に
ペットがいつもと違う状況のため怯えてしまい、
一緒に逃げようと思ってもキャリーケースに入ってくれない!
という事態もあるようです。

そこで、普段からキャリーケースに慣れさせておくためのコツをご紹介します。

■なぜキャリーケースを嫌がるのか?

特に、猫の場合、成長するとなわばり意識や警戒心が強く出てきます。
普段家の中だけで過ごしていて、動物病院を特に嫌がる猫の場合、

1.病院へ行くときに入れられるキャリーケースが登場する
2.飼い主さんが外出の準備をする。
3.飼い主さんが自分を追いかける。
4.車、自転車に乗せられる。なわばり外に連れ出される。
5.すると到着するのは、いつも動物病院で、嫌なことをさせられる・・・。

というストーリーができあがっているため、キャリーケースをみるだけで興奮、緊張してしまうようです。

■キャリーケースを怖がらせないためには?

少しずつでいいので、とにかく「外出する習慣をつける」ことだそうです。

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<まだ仔猫でなわばり意識が弱い場合>
・仔猫の頃から、キャリーケースに入れて外を散歩したり、
ドライブをして病院以外にも色々なところに連れて行き、
物音や景色を見させて慣れさせる。ただし、強い刺激を急に与えると
怖がってしまうので、少しずつでOKです。
→その際、キャットフードを携帯し、外を見せながら1粒ずつ
中に入れて食べさせてあげること。

・キャリーケースをいつも部屋の中に置き、食事や寝床として使い
「すみか」の意識をつけさせるとなお効果的。

<生後6ヶ月以上で、既にキャリーケースを嫌がる猫の場合>
・大きめの洗濯用のネットを用意して、それに猫をそっと入れて、
さらにキャリーケースに入れて外出する練習をしてみてください。
→ネットに入っていることで、閉じ込められているという意識ではなく、
隠れていると感じるらしく、おとなしくじっとしてくれるそうです。

・少しもったいないですが、新しいキャリーケースを用意し、
肌触りの良いタオルなどを入れて気持ちのいい「すみか」の意識をつけ、
病院以外などの外出に慣れさせる。

猫ちゃんの性格などにもよるかと思いますが、少しでも外に出る習慣をつけることで、
いざという時に同行避難がしやすくなると思います。

■その他ポイント

いざという時にペットを守れるように、
日ごろから防災のために準備しておいたほうが良いものは以下のようなものです。

○ケージ、キャリーケース、キャリーバック
○フード3日分
○ペット用の水
○迷子札(迷子札が取れたときのためにマイクロチップの埋め込みも有効)
○携帯用フードボール
○ペットの写真
○予備のリードなど
○おもちゃ

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いぬのきもち・ねこのきもち

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