川・湖沼釣りの始め方

近くに海がなくても川や湖沼で行う釣りは、大掛かりな道具が必要でなく、気軽に始められる趣味です。

遠出をしなくても楽しめる、近場でちょっと本気の釣りにチャレンジ

釣りと一口に言っても本格的に船を出すものから近場、特に散歩感覚で行けるものまでたくさんあります。
近くの川や小さな湖など、淡水域にも釣りを楽しめる小魚が生息しています。
まずはターゲットを選ばずに気軽に挑戦するとよいでしょう。
散歩がてら近くの川に行って、釣り場を探索してみましょう。
田んぼに水を引いている用水路であっても、ある程度の水量があれば釣りができます。
近くの釣具店に行けば、小物釣りセットなどが売られていますのでまずはこれらを使って始めます。釣具店では、近場の釣り場についても情報も得ることができます。

川・湖沼釣り入門・狙いたい獲物

特に川や湖沼など近場の釣りは、獲物も小さいですが気軽に始められておすすめです。
狙える獲物は、近場の川に生息する主に体長が5センチから30センチ程度のものが主流です。
特にマブナ、モロコ、ダボハゼ、ウグイ、モツゴなど小さな魚です。
きれいな川でしたら食べられるものもあり、そうでなければ鑑賞用として楽しむこともできます。
小さな魚の場合は釣り竿も小さいものでよく、1.8から4.5センチ程度でリールがついてないもので十分です。
コンパクトなタイプなら持ち運びにも便利です。
すべて数百円で買えるようなものばかりなので、まずは安価なものから試してみるとよいでしょう。一つ一つ揃えるのが面倒な人は、初心者用の釣りセットがおすすめです。
釣り竿、糸、ウキ、ウキ止め用チューブ、おもり、ハリだけでOKです。エサは、小麦粉を練ったもので大丈夫です。

川・湖沼釣りで注意すること

近くの川や湖沼といっても、どこでも釣り糸を垂らしていいというわけではありません。
貯め池や用水路など、川であっても釣りが禁止されている場所はたくさんあるため、事前に確認するようにしましょう。
水域によって狙う魚が違いますので、道具をそろえる際はその点も注意します。
あまり深くない川に長い釣り竿は道具を傷めることがあるため注意が必要です。
釣りに慣れていない場合、体力面や安全面を十分に考慮して行うようにしましょう。
夏は熱中症の危険がありますし、突発的な豪雨で水量が増えて水難事故に遭ってしまう可能性があります。
天気予報を事前に把握しておき、少しでも危険そうだと感じたら速やかに中止する早めの判断が必要です。