近年、シニア世代の参加が増えている山登りには、健康増進や新たな出会いの場といった魅力があります。
これから始めようと思っている方は、シニア向けの登山サークルなどもあるので仲間を探してみるのもよいでしょう。
初心者の場合、装備は軽量化したほうがよいですが、必要なものは持参してください。
シニア世代に大人気、山登りにチャレンジしてみよう
シニア世代の注目を集めている山登りの魅力は、一つには体力向上や健康促進に繋がることが挙げられます。
年齢を重ねるとどうしても日頃の運動量が減ってくるもので、運動不足を解消して健康改善に繋げていけます。
実際のケースでは、定年退職して時間や余裕ができて登山に目覚めたという方が大勢います。
頂上まで登れば達成感や充足感を得られ、頂上から眺める景色もまた素晴らしいものです。ここで、写真を趣味にしている人ならば風景写真を収める事もできます。
さらに、健康促進にも繋がっていくのですから、興味がある人は易しい山からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
登山は交流や出会いの場としても注目
シニアの山登りをおすすめするもう1つの理由は、新しい出会いです。
近年では、高齢になり、新たな趣味やコミュニティを通じて素敵な出会いを求めて山に出掛けるという方が増えています。
出会いやコミュニーケーション目的で登山を始めるのであれば、ハイキングクラブや登山サークルに参加するとよいでしょう。
登山初心者の方におすすめの山はいくつかあり、関東であれば千葉県富津市の鋸山があります。
ロープウェイがあり、足腰や体力に不安がある方でも不安が少ない山です。
群馬県の赤城山は日本を代表する名山の1つで、秋の紅葉シーズンは大変美しく、ぜひチャレンジしてほしい山です。
油断禁物！山の危険や必ず持っていきたいモノ
山の天候は変わりやすいため、初心者の方は特に注意しなくてはなりません。
基本的に登山の初心者だと装備はなるべく軽量化したほうがよいですが、だからといって必要なものを減らすのはNGです。
特に必要なものとしては登山靴、レインコート、水分、チョコレートなどの甘いもの、タオル類、軍手やグローブなどが挙げられます。
夏場の登山であれば帽子を忘れずに。登る山や標高によっては、気温がかなり低くなることもあるため、ポリエステル製のグローブやウインドブレーカー、防寒具などがあるとよいでしょう。
特に水分は欠かせず、できれば冷たい水が入ったものとは別に温かいお茶などが入った水筒も持っていくといざという時に安心です。
ヘッドライトも何かあったときに重宝するので、ザックに入れておきましょう。