品種改良されてたくさんの種類のあるラベンダー。独特の花の姿を楽しんで見ませんか?
手順
- ・種まき
発芽はだいたい20度前後で、苗が育つには15~25度が適温と言われています。なので春か秋になったら種まきをすると良いでしょう。
種は発芽しにくく、とても時間がかかります。芽が出るまで二週間は必要なので、その間、乾かないように充分に注意してください。
種は直まきせずにポットなどに入れて、苗まで育てましょう。 - ・育て方
日当たりの良い場所で育てます。暑さには特に弱いので風通しの良い涼しい場所で育てましょう。その分、寒さには滅法強いので、越冬は簡単です。
乾燥気味の土壌を好むので水やりは表土が乾いてから行います。用土も水はけの良いものを用意しましょう。
高温多湿を嫌うので、注意すべきは梅雨から夏にかけてです。温度と湿度に気をつけて。 - ・お手入れ
高温多湿にいくら気をつけていても、葉が茂れば風通しが悪くなり、下の葉が影響を受け始めます。梅雨に入る前に混み合った枝を切るなどして、内部の風通しを良くしておきましょう。
花が満開になる頃に、古い花穂から切り落としましょう。花穂をつけていると養分をそれに使ってしまい、株を弱らせることになります。切る位置は花穂の下、二節くらいのところ。葉の付いている、ちょうど上くらいで。
種を作りたい場合は、いくつか元気な株の花穂をそのままにしておきましょう。