蓮とよく似た睡蓮。多数の園芸用品種があるので、好みのものを探して育ててみませんか?
手順
- ・植え付けの準備
まずは植え付けを行いましょう。
用土として荒木田土という市販されているものなどを使います。肥料として骨粉を混ぜておきます。
鉢底から三分の一くらいまでに用土を入れます。
そこに芽の先が土の上にでるように骨粉を混ぜていない用土で浅植えをします。新芽の伸びるスペースはしっかりと考慮しておいてください。
隙間ができないように土をしっかりと突き固めておきます。固め方が不十分だと水に沈めても、せっかく植えた株が浮いてしまいます。
浮いてしまうのが心配なら、表面に小石を並べておくと良いです。
これで植え付けの準備は完了です。 - ・池に植えつける
準備が完了したら池に植え付けます。庭に池がなくとも睡蓮鉢というものがあるので大丈夫です。
芽の先から水面まで15cmくらいを目安にして沈めましょう。高さ調節はレンガなどで行います。 - ・育て方
日当たりの良い場所で育てます。株元までしっかりと陽が当たるようにしましょう。
葉が茂ると株元まで日光が当たらなくなるので枯れた葉は早めに取り除き、それでも葉が多いなら適宜、切り取るなどしましょう。
成長に応じて水深を深くする必要があります。
最終的には耐寒性の品種なら深さ30cm、熱帯性の品種なら深さ50cmにします。レンガや水の量などで調節しましょう。 - ・お手入れ
夏場は水温が上がりやすいので、水を足したりするなどで上がり過ぎないように調節します。
冬場は耐寒性のものはそのままで平気ですが、熱帯性は枯れてしまうことがあります。水温が15度を切らないように調整しましょう。
まとめ
様々な園芸用品種がありますので、はじめは育てやすいものを選ぶと良いでしょう。熱帯性のものより耐寒性のものが育てやすいです。