ユニークな食虫植物、サラセニアを育ててみませんか？
手順
- ・入手
サラセニアは種で増えますが、種を入手するのは困難です。まず、売っている店がありません。サラセニアを育てている人から譲ってもらうぐらいしかありません。
しかし、種は売ってなくとも苗は売っています。なので、育てる場合は苗からが基本となります。 - ・育て方
熱帯の植物で日向を好みます。夏の暑さにも強く、冬の寒さにも負けません。注意するのは霜くらいでしょう。
湿地の植物なので、常に湿った状態にしなければなりません。受け皿に水をためて、その中に鉢をつけて鉢底から水を吸収させます。受け皿には常に水が溜まっているようにしましょう。
夏場は水が傷みやすいのでこまめに、他の季節は濁ってきたら水を取り替えます。
元々、やせた土地で栄養補助として虫をとっているので、肥料などはいりません。また、意図的に虫を与えるのもよくありません。一匹で１ヶ月分の栄養と思ってください。 - ・お手入れ
１～２月に用土としている水ゴケの植え替えを行います。鉢から抜いたら、傷んだ水ゴケを丁寧に取り除き、新しい水ゴケに植え替えます。鉢底の三分の一くらいに軽石をいれて、その上に水ゴケを巻きつけた株を植えましょう。鉢は通気性の良い素焼きが適してます。