暑さに強いものの、寒さにはめっぽう弱いサンタンカ。置き場所を移動できる鉢植えで育てるのが良いでしょう。
手順
- ・植え方
さし木で増やします。
5~7月頃、気温20度くらいの時に行うのがよいでしょう。
花の咲いていない枝の先端から4~5節ほどの長さを切り取り、下の方の葉を取り除きます。それをぐらつかないようにしっかりと挿しましょう。土は水持ちと排水性が良いものにします。
しばらくは土を乾かさないように注意しながら、明るい日陰で一ヶ月ほど育てていれば、新しい根が出て、成長し始めます。ある程度、しっかりとしたら鉢に植え替えましょう。 - ・育て方
春から秋にかけては水をよく吸います。表土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。水切れしないように注意しましょう。
秋から寒くなるにつれて生育が鈍るので水やりは少しずつ控えてゆきます。冬にいたっては乾かし気味でよいでしょう。
日差しが好きな花なので、日当たりの良い場所で育てます。しかし、夏場は日差しが強すぎると葉が変色することがあるので、明るい日陰に避難させたほうがよいでしょう。
冬の寒さには弱いので晩秋からは室内の日当たりの良い場所に移動させたほうがよいでしょう。 - ・お手入れ
花後は剪定をするのに適した時期です。花を付けなかった細い枝は付け根から切り落としましょう。こうすることで新しい芽が出て、枝が伸びやすくなります。なお、切り落とした枝はさし木に使えます。
枝が長く伸びてきたら先端をカットしておくとよいでしょう。枝分かれが進んで形がよくなります。
6~7月には植え替えを行います。ほおっておくと根づまりをおこしてしまいます。
鉢から抜いたら、古い土を1/3くらい落として、一回り大きな鉢に植え替えましょう。