小さな花をぶどうの房のように咲かせるムスカリ。とても育てやすいのでチャンレンジしてみては。
手順
- ・植える
球根を植えるのは9~10月頃に行います。
土は水はけのよいもの。酸性を嫌うので酸性の土なら石灰などを混ぜておくとよいでしょう。
植え方は鉢植えなら先端が隠れる程度、地植えならもう少し深めに。間隔は5~10cmくらいで。近すぎず遠すぎずにして、群生させたほうが花が咲いた時に見栄えが良くなります。
植えっぱなしにするなら、間隔を広げておいたほうがよいでしょう。 - ・育て方
日当たりの良い場所を好みます。半日陰でも大丈夫ですが、あまりに日当たりが悪いとひょろっとなってしまいます。
表土が乾いたら、水をたっぷりとあげましょう。花が咲いた後、葉が枯れたら休眠に入ったので水やりは必要ありません。 - ・花が咲いた後
花が咲き終えたら、花茎は付け根から切り取っておきましょう。葉はそのまま自然に枯れるまで残します。球根に養分を与える必要があるためです。
球根はそのままにしておけば、翌年も芽がでます。ただし、ほおっておくとどんどんと増えて窮屈になってしまうので、数年に一度でよいので掘り起こして、植え直します。 - ・球根の掘り起こし
6月くらいには葉が枯れてきますので、そうしたら球根を掘り上げます。葉が全部枯れてからだと、球根が分かれて土の中にのこってしまうことがあるので、その前に行いましょう。
掘り上げた球根は風通しの良い場所で陰干しをします。秋に植え付けるまでは、そのまま風通しのよい場所で保管しましょう。秋になったら子球をばらして植え付けます。