春を代表する花、チューリップ。色や咲き方も様々なものがあり、選ぶことも楽しいですよ。
手順
- ・植え方
植えるのは寒さが本格的になる前の時期、１０月頃に行います。それ以降になると根が張れずに成長に支障をきたしてしまいます。
また浅く植えると地上にでてしまうことがあるので注意しましょう。深さの目安は球根２つ分くらいで。鉢植えに植える場合は２ｃｍほどの深さにします。
用土は市販の球根用の土でよいでしょう。 - ・育て方
日当たりの良い場所で育てます。乾燥には注意しましょう。
寒さには強いので特に防寒対策を行う必要はありません。
植えてから芽が出るまで意外にかかります。芽がでなくとも根ははっているので水やりは欠かさないようにします。乾燥には弱いので乾燥させないように注意しましょう。 - ・お手入れ
花が枯れてきたら花茎から花を切り落とします。そのままだと余分な栄養をとられてしまいます。
葉は球根に栄養を蓄えるのに必要なので自然に枯れるまで、そのままにしておきましょう。
葉が枯れた後に掘り上げると小さな球根が数個できています。それをばらすと大きなものから小さなものまで分かれます。
球根と同じ大きさなら来年にも花が咲く可能性が大きいです。小さい場合は花が咲くまで数年かかることもあります。
球根は植えるまで風通しの良い日陰で保管しておきましょう。 - ・病害虫の注意
葉茎が溶けるように腐り、病気が進行すると灰色のカビに覆われる灰色カビ病にかかります。
多湿になるとかかりやすいので、風通しの良い環境を保ちます。かかってしまった部分は感染拡大を防ぐために切り取っておきます。