【国内旅行】 バイクで行く下北半島めぐり

この冬が過ぎたら、下北半島をツーリングして巡ってみませんか。面白いスポットがたくさんあります。

青森市を拠点にして下北半島のどこかで一泊すると好いと思います。

斧の形の半島の柄の部分を陸奥湾(むつわん)に沿って北上です。途中、ホタテ貝の売店が立ち並んでいるので親しい人にクール便で郵送するのもいいでしょう。
以前、夏祭りの時期にバイクで走っていて、偶然に地元の子供たちがミニサイズのネブタを引いて行進しているのを見ました。青森市以外でそんなものがあるとは全く知らなかったのでいたく感動しました。

斧の刃の部分に入ってまず現われるのが「むつ市」です。下北観光の拠点となる場所で、夏には釜臥山からの夜景と田名部まつり(北前船で京都祇園祭が伝えられたもの)が有名です。

その時の私はここから日本3大霊場の一つである恐山を目指しました。

宇曽利湖の極楽浜に立つと、イオウの匂いが鼻を突きます。観光客が多い時でも何故か周囲は静まり返った感じです。子供の霊を慰める為にあちらこちらに積まれている岩と風に吹かれて回っている風車の音が耳にこびりつきました。御堂には亡くなった子供のためのお供えとして人形やお菓子などが供えられていて悲しさを誘います。宿坊があり宿泊も可能ですが、私は遠慮しました。

その後は、薬研温泉と奥薬研温泉を目指して林道を進みました。「かもしかライン」と「あすなろライン」。恰好よく命名されているのですが、その当時はそれは名ばかりの狭小な道でした。
その周辺を走ってから、夜は下風呂温泉に泊まりました。浜から見える漁火(いさりび)は沖合一面を埋めていて、うわさ通りの美しさでした。宿の料理もイカそうめんやウニが出てきて値段の割には豪勢なモノでした。

その他の場所には、マグロで知られた本州最北端の大間崎とか厳寒に立ちつくす寒立馬で有名な尻屋崎、奇岩の立ち並ぶ仏ヶ浦、野生猿の北限生息地の脇野沢など、見どころはいっぱいあります。効果的なプランをたててチャレンジして戴きたいと思います。

まとめ

恐山の大祭にも一度は行ってみたいのですが、車や人であふれかえって大渋滞になるようです。イタコの口寄せも何時間もの待ちになるようなので及び腰になっています。

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