明石家さんまさんに学ぶパーティジョーク 恋のから騒ぎ編2


宴会の席で、女子と楽しく会話をしたい! 女子と話を合わせるのは大変だって? そんな心配ノン、ノン、ノン! 明石家さんまさん流のトークを学べば、人気者間違いなし! 可愛い女子だって、生意気な女子だって、キャラクターの強い女子だってお茶の子さいさいなんだから。

-醜い女というのはいない。どうすればキレイに見えるか知らない女がいるだけである-
            ラ・ブリュイエール

【オープニング編】

(明石家さんま登場)
「今日もひとつよろしくお願いします。新人がひとり。えー杉田さん。20歳。若いねー?」
「ありがとうございます。身長は上戸彩ちゃんと一緒なんです」
「えっ、上戸彩ちゃんと身長が!? って、そんなん知らんがな! クワァー(笑)。今、歯医者さんで働いてるらしいですね?」
「はい。うちなら、さんまさんの歯をもうちょっと前に出せますよ」
「いらんことは言わんでええねん! さっき、せっかくポイント獲ったのに、台無しやで。えー、それではこのメンバーで行きましょう。今日のゲストもいいですよ。藤岡弘さんでーす」

(藤岡弘登場)
さんま「藤岡さんどうですか? 今ドキの若い子たちは?」
藤岡「いやぁ…うーん、驚いたね……。20歳にはとても見えないねぇ……」
さんま「知らんやろー、お前ら。昔、スゴかったんやで」
女子「知ってますよ! 仮面ライダーとか最高にカッコいいですよね!」
藤岡「う~ん…、嬉しいねぇ。ありがとう!」
女子「でも、見てはいなかったんですけど」
さんま「な、なんじゃそら(大コケ)。見てから、言え! どうもすみませんね、失礼な女どもで」
藤岡「…フフっ」
さんま「笑ろてるで、オイ(笑)そんな藤岡さんを招いて今日はこのテーマ!」

〈彼との間に溝を作ってしまった些細な出来事〉

「なるほどね。行ってみましょう。まずはコチラから!」

【恋愛はゲームなの】

さんま「おー、いいねー社長! これだーれ?」
女子「アタシの中で恋っていうのは所詮ゲームなんです」
さんま「クワァー(笑)。カッコいー!! ラストゲームはいつになるんやろね?」
女子「恋愛してるときって、お互いの好意を駆け引きするのが楽しいわけじゃないですか? だから『好き』って先に言ったほうが負けなんですよ」
さんま「お前らは、な。俺は男やから、女の子に先に言わせるなんて失礼になんねん。好きなら好きって言うてあげるよ」
女子「じゃあ負けてるんだね」
さんま「そう! 僕の人生、負けっぱなし(頭を抱える)!! って違うがな。恋愛ってもっと素直なものやねん! そんなんだから上手く行かへんねん」
女子「でも、さんまさん黙ってたら結構カッコいいですよ」
さんま「こうか……(0.5秒)? アカン! さんまちゃんの個性死んじゃう!!」
女子「そんなことより、ほんとワタシ、恋愛とか苦手なんですよ」
さんま「そんなことよりって、なんやねん、ゲームとか、駆け引きとか言うといて。好きなタイプとかおらんのかい? 憧れの人や!」
女子「大沢たかおさんなんですけど、前に、それは『少し高嶺の花だよ』って言われて」
さんま「当たり前じゃアホォ! 少しで足りるか!!」
女子「相手も年配の男性なんで、レベルを下げて選んだんですけど」
さんま「選ばれた人も失礼やで。ほいで。最終的には誰になったの?」
女子「『さんまさんならギリ』って言っておきました」
さんま「(天を仰ぎ、手を胸に当てて)さんまショック!! って、どつきまわしたろか! 藤岡さん、どうですか、この女?」
藤岡「恋愛はゲームねぇ……いやぁ…ねぇ……。ん~……………」
さんま「なんもないんかいっ(コケる)! 僕、めったに待たないんですよ、人のトーク。なんかありませんかね?」
藤岡「それにしてもみんな、自分ってものを持ってないのかねぇ……」
さんま「おーう、どうなの? お前ら、ジブン持ってんの?」
女子「持ってる」
藤岡「持って…しかし、そうかぁ……。ん~……………」
さんま「トークのキャッチボール、しましょう?」
藤岡「しかし、君たちは将来は何になりたいんだい?」
女子「タレントかな。このテレビ見て、スカウトしてくれないかな?」
さんま「きっと来るで、スカウト。旭山動物園あたりからな。続いていきましょう。コチラ!」

【男に性を感じない】

さんま「どういう意味? これだれや?」
女子「男の人とベットでふたりきりでいても、一緒に寝てるだけで満足しちゃうんです」
さんま「男は? 仕掛けて来よれへんの?」
女子「腕枕とかありますけど、それ以上は何もないです」
さんま「で、腕枕だけで終わんの?」
女子「『お休み』って言って寝て、起きたら『今日どこにいこうか?』みたいな」
さんま「え、何が?? 俺は、だいたい朝の5時半までねばるで。キミに魅力がないんちゃうか?」
女子「え~、魅力ないのかもしれな~い!」
女子2「さんまさん、違うんですよ。この子ねそんなん言うてね、自分がモテるって分かってるんですよ」
さんま「あ~、コイツはせやな! だから男はHなことで頭がいっぱいになってんねん! 昼は馬車馬のように働いて、夜は種馬のように働きたいんや!」
女子「最低っ!」
さんま「それをさせへんお前のほうが最低やないかい!」
女子「でも、仲の良い男の子は『オレ草食系だし、今はキミを大事にしたいからそんなことはしないよ』って言ってましたから」
さんま「そんなのは嘘や! じゃあお前、いつか男に『あの時、こう言ったでしょ?』とか言うなよ。男と女は『ああ言ったでしょ、こう言ったじゃない』じゃないねん! ふたりの愛っちゅうのは『あの時はあの時』やねん!」
女子「え、どうゆうこと?」
さんま「しょうゆうことっ!! って、何さすねん! 違うがな。今の気持ちと、未来の気持ちは別ものや、って言うてんねん。お前、それで万が一やで、手を出されたらどうすんの? 受け入れるの?」
女子「半々…かな? ほんとに好きなら話を聞いてみるけど、遊びっぽかったら『友達だよね』って」
さんま「そもそもお前、そんなによく知らん男の家に行ってベットで寝ること自体がおかしいやろ?」
女子「でも枕、テンピュールなんですよ」
さんま「あー、テンピュールやったらしゃーないかー、ってそういう問題ちゃうわ!! 次行きます。続いてはこちら!」

【頭の悪さ】

「これは、しゃーないよなー。これだーれ?」
「はい。前にいったん別れた男がいたんですけど、職業がトラックの運ちゃんだったんですよ。それで出発前、電話で『お前んちに忘れもんしたから家いくわ』って言われて。なに忘れたん? って聞いたら『お前を忘れた。ヨリ戻してくれ』って。それで、彼と一緒に大阪に行くことになったんです」
「ほーええ話やな。その部分いらんけどな! ほいで?」
「トラックに座る場所が無いから、とりあえず荷台に乗れって言われたんですよ。とりあえず、荷台に雑誌があるから、それでも読んで時間潰しててくれって」
「彼氏が運んでる商売道具やな、どんな雑誌やってん?」
「女子高生系のエロ本だったんです」
「クワァー(笑)。今からでも一冊抜き取って僕にプレゼントしてくれません? 今もその彼氏と仲良くしてんの?」
「結局、振られちゃいました。バカすぎてつき合ってられないって」
「あーわかるよ。お前、バカそうやもんなー」
「ヒドいです! でも、知的なところもあるんですよ!! たとえば卑弥呼のことだったら、なんでも知ってます」
「この女、これから歴史を語ります。(ストップウオッチを押す仕草で)ヨーイ、スタート」
「卑弥呼は、占いをします」
「わぁ知的。出ました世界記録更新! って、どついたろか? テーマは『些細な』や。お前の頭は致命的やな!」
「さんまさんの歯だって、ぜんぜん些細じゃないですよ! 今日はとくに伸びてませんか?」
「人の歯をルフィみたいに言うな!! ちょっと鏡かせ! 誰の歯が出てんねん。そんなわけ……、あホンマや!」

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