【茶道】お抹茶のいただき方


いきなりお茶会にお招きを受けて困ったことはありませんか?席への入り方、お辞儀の仕方、お菓子やお抹茶のいただき方を簡単に説明します。

手順

  1. お茶会に招かれた際、あまり露出の激しい服装や、じゃらじゃらと着飾る装飾品は、
    避けたほうが無難です。必ずしも和装である必要はありませんが、できるだけ、
    きちっとした格好ででかけるようにしましょう。野点の際は、軽装でも大丈夫です。
  2. 会場に入ると、まずは飾ってある書や花を愛でます。わからなくてもいいんです。
    当主の心遣いを感じていただければよいのです。
  3. 次に席に着きます。茶室に座った場合には、当主が出てきて、挨拶をします。
    その際には、自分の前に扇子をおき、挨拶をしてください。
  4. 次に、お菓子が回ってきます。隣の人に「お先に」と声をかけ、自分の懐紙を出し、
    自分の分のお菓子を懐紙に載せます。次のかたにお菓子を回し、
    自分の黒文字を出していただきます。野点の際は、一人ずつ配られることが多いです。
  5. 次に、お抹茶が来ます。そのときには、お点前が始まっているので、見ます。
    一番席の方には、そのままその点前のお茶がふるまわれますが、
    二番席からは、水屋の中で点ててきます。
  6. 自分の前におかれるとお辞儀をします。みぎてで静かに左手に乗せ、そのまま、茶碗を愛でます。
    そのあと、正面をさけるように三度ほど回し、お抹茶をいただきます。最後はすいきりといって、
    きれいに飲みます。自分ののんだあとの茶碗を指で少し拭き、また茶碗を愛でます。
    茶碗を正面に戻して、自分の前におきます。
  7. そのあとは、お点前が終わると退席となります。

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