私の知ってる怖い話「こっくりさん」

私の知ってる都市伝説や怖い話を紹介していきたいと思います

みなさんはこっくりさんという遊びをご存知でしょうか。一枚の紙の上部真ん中に鳥居を書きその左側に「はい」
右側に「いいえ」と書きその下に五十音を「あ」から「ん」まで順番に書いていきます。
そして鳥居の部分に10円玉を置きその上に指を乗せ「こっくりさん」と3回唱えると10円玉に「こっくりさん」が宿り質問に答えてくれるというものです。(地域によってやり方はまちまちのようですが)
この遊びは途中で手を離したり宿った「こっくりさん」を帰さずに中断したりしてしまう呪いが降りかかるといわれています。ですから軽い気持ちや遊び心で試そうとしたりはぜったいにしないでくださいね。
その「こっくりさん」なのですが私の友達が試した時の話を聞いてください。
ある日学校に行くと私の友達Aが
「こっくりさんって知ってる?」と聞いてきたので噂を耳にしたことのあった私は
「知ってるよ」と答えました。するとAは、
「今日やろうと思うんだけどやり方知ってるなら教えてくれない?よければ一緒にやろうよ。」
と言ってきました。私はそういう(霊的な)物を信じるタイプだったので
「あれは本当に危ないっぽいからやめといたほうがいいよ」と誘いをことわりました。
その次の日からAは学校に来ることがなくなり一週間がたちました。
その日私は家のお風呂が壊れたので銭湯に行こうと思い家を出ました。
銭湯に着き頭を洗っていると後ろから突然
「お*****」とわけのわからない声が聞こえてきました。「ん?」と思い振り返ってみると
私の真後ろ、頭が当たるんじゃないか?と思うくらいの距離にAの顔が!!
びっくりした私を無視してAは露天風呂へ。私も頭を流し露天風呂へ向かいました。
露天風呂の扉を開けた瞬間、すごい叫び声でAが何かを言ってきました。先ほどよりさらにびっくりした私は、
露天風呂の扉を閉め、脱衣場の方に逃げました。するとAはこちらをすごい形相でにらみつけながら露天風呂との仕切りとなっているガラス戸を叩き始めました。そんなAに恐怖を感じ早く帰ろうと思いダッシュで着替え外に出ようとしたその時です。

「バリ~~~~~~~~ン」

とガラス戸が割れたのです!!血だらけになりながら私を睨むAの顔はこの世のものとは思えないほど怖かったのを覚えています。
「お*****」最後にはっきり聞こえました
Aは私に向かい

「おまえのせいだ」

と言っていたのです。それからもAは学校に来ることがなくどうなったのかはわかりませんがほかの友人づてに話を聞くと、「Aはこっくりさんをやってからおかしくなったらしい」と言っていました。
やり方を教えたわけでもなし逆にやめとけと忠告した私がなぜ逆恨みされなきゃならないのかもよくわかりませんがこれが私が経験したこっくりさんにまつわる一番怖い体験でした

まとめ

この遊びは一種の催眠術のようなものらしいので催眠術にかかりやすい方や騙されやすい方はやらないようにしてください。
ちょっとした遊び心が大変な結果を招いてしまうかもしれませんよ

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