熱帯魚飼育では、何かと使い勝手の良い苔のウイローモスですが、これが買うとけっこう高価です。そこで、今水槽に入っているウイローモスを簡単に増やす方法として、自作ウイローモスマットの作り方を紹介します。
材料・必要なもの
- 園芸用の樹脂網
- 大磯砂利
- ウイローモス
- テグス
- 大きなタライ
手順
- ホームセンターにて、園芸用の樹脂網を購入します。網の目は砂利が通過しないくらいのものを選びます。
- 樹脂網を水槽に設置したいウイローモスマットの大きさの倍の大きさにカットします。例えば10cm×20cmの面積のウイローモスマットが欲しければ、20cm×20cmの大きさにカットすると言うことです。つまり短い辺の方の長さだけを2倍にします。
- 次に大磯砂利を網に敷くのですが、半分から片側に薄く敷きます。この時に使う大磯砂利は、後に水質に影響を与えないように酸処理したものが良いでしょう。
- 次にウイローモスを大磯砂利の上に均一に敷くのですが、ウイローモスは必ず1cmくらいの長さにカットして敷き詰めます。ウイローモスは細かくカットされると新芽が大量に出ます。
- 網の真ん中から片側に大磯砂利を敷き、その上にカットしたウイローモスを敷き詰めたら網を折り畳んで砂利とウイローモスをサンドイッチして、外側からテグスでぐるぐる巻きにして固定します。これを作れるだけ作ります。
- 大きなタライに水を10cm程注ぎ、ウイローモスマットを入れられるだけ入れます。その上から透明なゴミ袋か、ラップで蓋をします。室内に置く場合は上からライトで照らしますが、外に置くことができるのであれば日光が一番良く当たるところに起きます。
- 日光の場合は2週間程、ライトの場合は一ヶ月程で使用できるくらいのウイローモスマットになります。
コツ・注意点など
- ウイローモスは比較的温度変化に強いので、真冬や真夏でなければ外で日光に当てるのが理想的です。