【子育て】子供に箸の持ち方を教える方法


平均して、女の子に比べると男の子は、言葉も遅く、手先も不器用です。
よく、女の子のお母さんが「2歳になってすぐお箸を持たせた」というような話をしていますが、焦ってはいけません。
女の子だから男の子だからというだけではなく、その子のペースというものがあります。
とはいえ、4歳になっても5歳になってもお箸を手に取ろうとしない、というのも困ったもの。
いくつかの段階を経て、子供にストレスがかからずに、自然にお箸を持てるようにしてあげましょう。

STEP1 一緒にご飯を食べる

色々教えなくても、赤ちゃんを卒業したくらいの子供というのはどんどん親の真似をして自分でもやってみるようになります。
靴下を自分で脱いだり、靴を自分で履きたがったり、お母さんが横になったらとんとんと寝かせつけてくれたり。
そんな時期に、食事の時に向かいに座って、大人が正しく箸を使って食事をするのはとても大切なことです。
そんな時期というか、生まれたときからの蓄積ですから、親になってからすぐ自分の生活態度が試されているといってもいいのかもしれません。
というわけで、第一段階は、当たり前でカンタンなことですが、「一緒にご飯を食べる」、です。

STEP2 お箸を持たせてみる

関心を持つか持たないかに関わらず、離乳食が終わる頃から、食事の時、その子専用のおはしをだして置くと、自分もお箸で食べてみようとします。
お互いが言葉でしゃべれるようになるまでは、どんな持ち方でもいいのではないでしょうか?
特に持ち始めは、もちろん正しい持ち方なんてできませんが、どんなにこぼしても間違った持ち方でも、「あら~お箸で食べるの?えらいのね~」とにこにこほめてあげておくだけでいいと思います。
言葉が通じるようになって、クレヨンを鉛筆持ちできるようになってきたら、少しずつ持ち方のコツを教えていきます。

STEP3 トレーニング

さすがに4歳も後半くらいになってくると、お箸を使えない子の方が少数派になってきます。
幼稚園や保育園で、スパルタ的に教えるところもあるようです。
できればそうなる前に、楽しく覚えてしまいたいですね。
そこで、チョコレートを取り入れて、嫌がらないようにトレーニングをしていきましょう。
小鉢を二つ用意して、左側(左利きなら右側の方がやりやすいでしょう)に麦チョコなどの小さい小さいチョコレートを入れて、
「お箸で隣に移せたのは全部食べて良いよ!」
というと、喜んでお箸を持ちます。
初めはつかむというよりすくうという感じですが、構いません。
持ち方だけ、正しくしないのは無効としてチョコを元に戻します。
普段甘いものを与えていないほど効果的です。

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