初対面の女子と楽しくBBQを満喫する方法〈空を楽しむ編〉


BBQといえばアウトドア。もちろん主役は「食欲」なのですが、せっかくの外ですから、季節の風情という「脇役」も楽しんでもらってはどうでしょう。たとえば、季節の移り変わりを教えてくれる空があります。それは夏の終わり、感傷的になるこの時期だけに見られる「ゆきあいの空」。

ゆきあいの空とは?

簡単に言ってしまえば、夏と秋の季節を代表する雲が同時に現れる空のこと。そして、「ゆきあいの空」はふたつの季節が重なり、夏から秋に移りゆく、ほんのわずかな時期だけに見られる空の景色です。

「ゆきあい」と呼ぶ理由

なぜ「ゆきあい」と呼ぶのか? 夏が出て「行き」、出「合う」秋。ふたつの季節がリレーのバトンを渡すように景色を結ぶから、ゆきあいの空と呼ぶそうです。

どんな雲の景色がゆきあいの空? 見られる時期は?

写真を見ても分かるとおり、白く濃くむくむくと湧きのぼる夏の「入道雲」と、ほうきで掃いたように、薄く散らかった秋の「すじ雲」や「うろこ雲」が同時に浮かんでいる景色です。立秋(8月初旬)〜初秋(9月中旬)頃に見ることができます。たとえば晴天時の甲子園の決勝戦などで、しばしばそんな景色を見ることができます。

どんなタイミングで、うんちくを語れば良いか?

こんな知識を知っていても、相手が知らなければただの空ですから。きちんと伝えて、よりセンチメンタルな気持ちを共有しましょう。伝えるタイミングは重要です。盛上りがピークを迎えている時よりも、いったん熱が収まって、まったりとしている時間が良いと思います。

やはり、8月も半ばを過ぎれば、必ず誰かが「もうすぐ夏も終わっちゃうね」なんて、センチメンタルモードに入ろうとするので、そのタイミング待ちで良いかと思います。

たとえば、「もうすぐ夏も終わっちゃうね」の言葉から、2秒半くらい時間をおいて、「…知ってる? 夏の終わりって空が教えてくれるんだよ」という切り出し方がスムーズな入り方と言えるでしょう。少々キザな言い方なので、その辺は各自のスタイルで改良してもらうことをオススメします。

※間違ったうんちくの語り方

なまじっかユーモアがある方は、このうんちくの後に「君への想いはゆきあいの恋なんかじゃないから。4 Season Forever だから!」などと、ジョークセンスを披露したがりますが、それはなるべく控えましょう。私は実際、それで逆に女子に引かれてしまい、これまでの話を台無しにしてしまうという、失敗を経験しておりますので、この発言はNGパターンと認定させていただきます。

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