安全に富士山に登ろう


年齢・性別を問わず富士山を目指す人が、確実に登頂できるようなアドバイスです。

日本人なら一度は登ってみたい富士山・・・でもちょっと無理かなとしり込みしている方へ。日本最高峰の富士山、やはりそんなに気楽に登れる山ではないかもしれません。でも、ちょっとした心積もりがあれば大丈夫です。

まず、日程に余裕を持つこと。富士山はたくさんの方が登山されるため、登山道は大変きれいに整備されています。なので、階段を昇り降りできる人なら脚力はまず大丈夫です。

ただ、酸素が薄いため、足は動いても心肺機能がついてこないということがあります。そのため、不安な人は五合目に一泊しましょう。高度順化に最適ですし、天気が良ければ星空も抜群です。そして、ゆっくりゆっくり登りましょう。座ってしまうと疲れが増すので、立ち止まり息を整えます。ストックを持っていればまず足は大丈夫。少し息が上がってきたと思ったら立ち止まります。

それでも辛いときは、携帯の酸素ボンベを使いましょう。ご来光を拝むために、9合目でもう一泊します。横になると余計に息苦しく感じます。仮眠程度なら壁に寄りかかってでもいいかもしれません。酸素をうまく使ってください。ご来光を拝んだら疲れは吹っ飛びます。

下りはひざに負担をかけないよう、ストックで補助してください。苦労したのがウソみたいに速く下山できてあっけないくらいです。ただ、無理はだめです。頭痛など高山病の症状が出たら、潔く下山しましょう。そうならないためにもゆっくり、ゆっくりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です