野球グローブの手入れと保管

野球をする際に欠かせない大事なグローブ。革製品であるグローブは、手入れと保管のコツをしっかり抑えていれば、末永く使うことも可能です。

型崩れを防ぐ、グローブの保管ポイント

練習中や試合中に良く見かける光景なのですが、グローブを横向きに寝かせてベンチなどに置いてある事が有ります。
何気なく置いて行くので気にも留めない事が多いのですが、横向きに寝かせると型崩れの原因となります。
親指と小指の部分でグローブを支えるようにして置く(グローブの内側を下に縦向きで置く)と、型崩れし難くいです。
家に帰った時やバッグの中に入れて持ち運ぶ時など、グローブを使わない時はポケットにボールを入れて保管する事が大事です。
グローブは、ボールが入っているのが一番良い状態です。
ボールを入れずにそのままにして置いておくと、「せんべいグローブ」と言われるように型崩れしてしまいますので、注意しましょう。

手入れは練習後にでも

グローブの手入れも大事な練習の一つだと思います。
できれば、毎日の練習が終った後にオイル(保革油)の染み込んだタオルで乾拭きする事が理想です。
オイルを塗るのは週に1回程で、革の状態を見て、かさつき始めた頃に塗るのが良いでしょう。
オイルを塗りすぎると、グローブが型崩れし易くなったり、重たくなってしまったりと、かえって良くないと言う事を覚えておいて下さいね。
オイルの塗り方は、まず固形オイルをポケットの所に薄く塗ります。
ポケットはボールを受けていくうちに革が伸びてシワが出来易いので、人差し指にタオルを巻きつけて、ポケットの真ん中に向けて拭くように塗って行きましょう。
グローブの外側も、固形オイルを薄く伸ばすように塗っていきましょう。その上から液体オイルが有れば、やはり薄く伸ばすように塗っていくと尚良いです。
紐の所は、擦れてかさかさになり易いので、ここだけは直接手にオイルをつけて塗り込むようにしましょう。

グローブを磨く時は、絶対にグローブに手を入れて磨く事。
そうする事によって型崩れを防ぎ、自分の手になじんでいきます。
オイルを塗って手入れが終ったら、風通しの良い所にしばらく置いておきましょう。

グローブは、野球ををする上で大切な宝物です。
大事に使って良い状態を維持しておけば、上達も早くなるんではないでしょうか。

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