金魚すくいの金魚を育てる

お祭りの定番、金魚すくい。持ち帰って育てる前に、ちょっとした注意を

夜店の金魚は「弱った」状態

夜店の金魚は、ほとんどが幼魚で、もともと弱いのに加えて、養魚場から運搬されてきたあげく、
夜店でいろんな人に追い回され、さらに家に帰るまではビニール袋の中。
まずは金魚に体力を回復してもらうことを念頭に置き、それなりの準備をしましょう。

水のカルキ抜きをしておく

まずはお祭りに出かける前に金魚を可哀相な目に合わせないように
「金魚を飼うぞ」という覚悟とともに、バケツに2杯くらい、
汲み置きの日なた水(カルキ抜きした水)を用意しておきましょう。

金魚をとったら寄り道しない

持ち帰り用のビニール袋は中の水温が上がりやすく、
複数匹入れていると水中の酸素も不足しがちになります。
袋のまま車内に放置したり、長時間持ち歩くと弱ってしまいます。
かといって、お祭りをまだ楽しみたいなかで、金魚のために切り上げて帰るのは寂しい。
なので金魚すくいは帰り際がオススメ。

あわてて水に入れない

水槽に入れる前に、金魚のビニール袋を15分ほど水槽の水にぷかぷか浮かべる。
水の温度が急に変わると、特に水が冷たくなると病気を発生させるからです。
ビニール袋の水が水槽の水と一緒の温度になった頃、水槽に放流してやりましょう。

ぶくぶくの投入は必須

「水槽」と「泡が出る装置(ぶくぶく)または循環式ポンプ」を買います。
バケツで、「ぶくぶく」を入れずに飼育すると、酸欠に加え、
水が浄化できず(金魚の排泄物等で)に、死んでしまいます。
水槽全体の水替えは、3週間に1回、3分の1ずつ水を入れ替えるようにしましょう。

餌をあげる頻度

えさはやりすぎると死に易くなります。
2日に1回、金魚の数に合わせてパラパラとあげる程度で充分です。

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