信号機の色の意味


信号の色は、赤、黄、青の三色が基本で、並びの順番も決まっています。横向きの信号の場合、左から青、黄、赤の順番に並んでおり、縦の信号の場合は、赤、着、青の順番に並ぶ事が決まっています。
横向きの信号は、万が一、道路脇の看板や、木の枝などで信号が隠れたとしても、赤を道路脇から一番遠くの右端に設置する事で、重要な赤だけは確認出来るようになっています。
縦向きの信号は、歩行者用以外に都心ではあまり見られませんが、雪がたくさん積もる地域では、雪の重みで信号が倒れないように、縦向きの信号があります。また、赤を一番上にする事で、雪に埋れても赤は見えるように設置されています。

では信号は、なぜ赤、黄、青の三色なのでしょうか。
この3色には、それぞれに意味があります。
まず、赤は、一番遠くからでも判断しやすく目立つ色です。赤には、止まれという意味がありますが、どんな場合でも目立つので、反射的に止まれるようになっています。また、心理的な要因で、警告や危機感を感じやすいので、注意してみるようになります。
次に青は、心理的に安心や、リラックス出来る色で、興奮状態で出発する事のないよう、進めという意味よりも、進んでもよいという意味が込められています。
黄色は、雨や霧など視界の悪い中でもよく見る事ができ、小学生のレインコートが黄色のも同じ理由です。
ちなみに、交通の秩序を保っている信号機の電気代は、各都道府県が支払っており、年間で120億にもなります。この電気代は、交通違反などの罰金で支払われています。

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