塩焼きにしても刺身にしても頬っぺたが落ちてしまう太刀魚の旬は秋頃となります。
釣っても楽しい、食べても美味しい太刀魚を皆さんも狙ってみませんか?
小魚を追うフィッシュイーター
太刀魚は小魚を餌とする魚で、鋭い歯を持っているのが特徴です。
大きいサイズだとなんと1.5メートルにもなる魚で、脂もたっぷり乗っている秋頃がシーズンとなります。
怖い顔をして歯も鋭いので、ギャングを思わせる魚ですね。
仕掛けについてはナイロンのハリスだと鋭利な歯を使って切られてしまうため、高い強度を持つ細いワイヤーの仕掛けを使うことになります。
使用する餌はキビナゴで、二つの針を頭と背中に通しておくのが一般的です。
狙う時間帯と当たりの取り方
太刀魚が姿を現す時間帯は夕まずめから夜、朝まずめまでの太陽が昇っていない時間帯となります。
昼間は海底に身を潜めており、この時間帯にかかることはほとんどありません。
当たりの取り方としてはゆっくりと合わせるように注意しましょう。
太刀魚は合わせるのが非常に難しい魚で、針までしっかりと食うまでに時間がかかりますので、ウキが沈んだ瞬間に合わせるのはNGです。
コツコツとウキが反応していても餌の先をついばんでいるだけというケースもありますので、しっかりとウキが沈むまで見届けて、一呼吸してから合わせるようにしましょう。