都会からも程近い相模湾では、メジやカツオなどの釣果があることでも有名な釣りスポットとなっています。
実際には、どの程度の釣果が期待できるのでしょうか。
メジ、カツオ、キハダマグロなど夢のある釣り場
神奈川県の南側に位置する相模湾は、大物回遊魚も狙える釣りスポットです。
位置的に東京からもそれほど遠くはなく、静岡県の伊豆や駿河湾といったスポットよりも近場であり、漁港や漁船も多く、連休でなくとも気軽に釣りに出られるよい釣り場として人気を博しています。
相模湾の魅力は、アクセスのよさだけでなく、なんとしっかり大物まで狙えるという点にあります。
メジ(20kg程度のマグロ)やカツオといった大物が狙え、また1メートルを超える30kg台のマグロが釣れることもあります。
釣りのシーズンとしては8月の真夏から10月の秋くらいが目安となっていて、11月の始め頃からだんだんとオフシーズンになります。
メジやカツオはとても手強い魚で、餌や仕掛けにも工夫が必要となりますので少々上級者向けとなってしまうかもしれませんが、釣ってすぐ舌鼓を打てるのも相模湾でのメジ、カツオ釣りの魅力と言えるでしょう。
昨今ではマグロも値段が上がってきて高級魚になりつつありますが、趣味の釣りであげれば関係ありませんよね。
数分が勝負のカギ!釣り方の基本
メジやカツオ、マグロといった回遊魚は泳ぐスピードが非常に速いという特徴を持っています。
回遊魚は寝ながら泳ぐという話は有名ですよね。
起きている時はその時以上に速いスピードで泳いでいますので、ポイントに到着してからすぐに仕掛けを落とせるようにしておかなければなりません。
うっかり絡ませてしまったり、到着してから仕掛けを用意したりとのんびり釣ろうとしていると、あっという間に船の下を通過していってしまいます。
タイムロスがないように万全の準備をして臨みたいところです。
また大型の魚ということもあり、引きは尋常じゃない強さになりますので、ドラグはかたくしめて、強度のあるラインを用いるのが一般的です。
移動中に準備を、着いたら即投入!
ここでの釣りは移動中に準備を行い、到着したら即時投入が基本の釣り方となります。
仕掛けのチェックや釣った魚のシメなどは移動中に全てを済ませておかなければなりません。
休む暇なく、次から次へと効率よく動いていけるようにしてください。
30㎏台も夢ではない、大物を釣りたい方はぜひ相模湾で釣ってみてはいかがでしょうか。