現在の釣りシーンでは、一般的に毛針やルアーといった疑似餌を用いた釣り方が普及していますが、やはり王道、基本はエサ(餌)を用いた釣り方です。
今日は、川釣りで用いる餌の種類や選び方をご紹介します。
生き餌が主流
生き餌とは、釣りに用いる際の餌が、生きている虫や動物の類のことを言います。
幅広い釣果が期待でき、多くの釣具屋で販売されていて簡単に入手できます。
代表的な生き餌には、ミミズや赤虫、柳虫やブドウ虫などがあります。
それぞれ狙える魚も異なるため、釣りたい魚によって餌や仕掛けを変えていく必要があります。
最も汎用性が高く、さまざまな魚を狙えるのがミミズです。
イワナやヤマメ、ニジマスといった清流に住む川魚から、コイやフナなどの中流から下流にかけて多く生息している魚も釣ることが可能です。
生き餌が苦手な方は死に餌がお勧め
生き餌は、生きている虫などを針にかける作業が必要です。
そもそも虫が苦手な方や、手に持って針に刺すのが嫌など、生き餌を扱いたがらない人も少なからずいます。
こういった方々には、死に餌や粉餌がお勧めです。
食卓でもお馴染みのイクラは死に餌の代表で、渓流釣りでもよく使用される餌です。
イクラを餌にすると、イワナやヤマメ、アマゴ、ニジマスなどを釣ることができます。
粉餌は、粉状の餌を水を加えて練と、団子の形状にして使用します。
粉餌では、コイやフナなどを釣る際によく使用されています。
粉餌も多くの釣具屋さんが取り扱っているので、釣りの道具などを集める際は、近くや釣り場付近の釣具屋さんをのぞいて、餌のラインナップも確認してみましょう。