バスフィッシングのファンならば誰もがより大きなバスを釣りたいと思っているもの。
どのポイントならばランカーが釣れるのか、日々研究し、試行錯誤を重ねて挑んでいくのもバスフィッシングの面白さの1つです。
広大な琵琶湖には爆釣ポイントも豊富
現在ブラックバスは、日本国内の多くの湖や池、川などに生息しています。
どの釣り場にも、大物がよく釣れるポイント、小さいけどスレておらずよく釣れるポイントなど独自の魅力があり、アングラーの好みでいくらでも自在に楽しめるのが、バスフィッシングファンを虜にする理由といえます。
日本一大きな湖の琵琶湖のバス釣りについてはどうでしょうか。
琵琶湖の魅力は、なんと言ってもその広大さゆえに爆釣ポイントも豊富に存在している点にあります。
エリア毎、湖底の様子が全く異なり、釣り方をポイントごと変えてチャレンジしなければいけない面白さがあります。
そしてこの琵琶湖には、アングラーなら聞き捨てならない都市伝説のような話が囁かれています。
それが「ハチマルのバス」の噂です。
伝説の「ハチマルのバス」とは?
バスフィッシングは、バス原産地でもあるアメリカがメッカです。
これまでの世界記録は、アメリカで釣られたバスのものでした。
しかし、なんとこの世界記録を上回るモンスターバスが、2009年に琵琶湖で釣り上げられたのです。
記録はなんと73.5センチ、体重は10.12kgという巨大なもの。
琵琶湖大橋の近くで上がったこの記録が、バスフィッシング業界を震撼させることになりました。
それ以降、これだけ大きなモンスターバスが実際に穫れたのであれば、より大きな怪物が琵琶湖に潜んでいてもおかしくない、と噂されています。
それが「ハチマルのバス」です。
これは体長が80センチオーバーのバスを意味しており、これが釣れれば同じく琵琶湖からまた世界記録を塗り替えられるかもしれないのです。
なぜ釣れない?ハチマルのバスの謎
ハチマルのバスが存在しているか否かは明らかではありませんが、琵琶湖ならばいてもおかしくないと考えるアングラーは多いようです。
それでは、なぜ釣られないのでしょうか?
ブラックバスに限らず魚全般に言えますが、成長していく過程で何度も釣り挙げられると警戒心が高くなり、なかなか釣られにくくなっていきます。
ハチマルのバスがそのサイズに達するまでには相当長い年月生息しており、経験も豊富であることが予想できるため、そもそも仕掛けを見破ってしまうのではないかとも考えられているのです。
伝説のハチマルのバス、琵琶湖に釣りに行くのであればぜひ狙ってみたいものですね。