ガーデニング アネモネの花


春にかけて可憐な花を咲かせるアネモネの花。愛らしい姿のわりに育てやすいので庭を彩るのにいかがでしょうか?

手順

・お手入れ
日当たりの良い場所を好みます。日向に植えてあげましょう。
気温が5度以下の状態が1ヶ月くらい続かないと花をつけない性質があるので、室内で育てる場合は注意します。
室外の場合は、霜に弱いので霜よけをしましょう。
乾燥すると成長に影響を与えるので、表土が乾いたら水をたっぷりあげます。

・増やし方
球根から育てます。市販のものの場合、球根が乾燥していたら急激な吸水で腐るのを防ぐため、湿らせた土の上で吸水させてから植えるようにします。
球根は平べったいほうが上、尖ったほうが下になります。よくある球根と違うので注意しましょう。
植える前に土に石灰を混ぜておきます。これは酸性の土壌を嫌うため、中和する必要があるためです。
植えるときは深さ3cmほどで、間隔は広めにとります。根が深く張るので鉢植えなどの場合は余裕をもたせましょう。

・病害虫の注意
かかりやすい病気として白絹病が挙げられます。根元や球根に白カビが発生して、株が腐って枯れてしまいます。かかってしまったら、残念ですが抜き取ります。
かかってしまったら対処のしようがないので、土を殺菌しておく、太陽の熱に当てて消毒するなどで予防します。また、発病した株があった土は消毒して、しばらく使わないようにします。
虫害はセンチュウです。土中に沸く虫なので対処のしようがありません。やはり予防として土を殺菌するなどしかありません。