茶道をはじめる人へ楽しめるコツ


まず、インターネットや本などで茶道の歴史を調べること、次に1つ1つ意味を考えながら基本にそって試してみることが大切です。

茶道の歴史を知る

茶道とは、いちいち煩いぞ!と思えるくらいの作法があり、その通りにやらなければならない!ってところがあります。
何も知らず、決められた通りにやることはオリジナリティーもないし、クリエイティブでもなくてつまらない!

そこで、まず、第1に、その歴史と背景を知ること。何を目的としているのか、どんな美意識のもとに作られたものかを全体的に知ることが大事です。

茶道の基本を知る

第2に、実際に一番の初歩である、ふくさのたたみ方から入ってみましょう。

なぜ、このようにたたむのか、練習してたたみながら考えることが秘訣。同時に、畳の上の歩き方やふすまの開け方など、初歩中の初歩も基本どおりに試してみよう。これも、なぜ、何歩で歩くって決められているのか、自分で検証するつもりでやってみること。すると、びっくりするくらい、実に合理的に作られているって事に気づくことが出来ます。無駄が一切ない!って事に自分で気づくと、それだけで、興味が沸いてくるものです。

茶道を楽しむポイント

つまり、一番大事なことは、はじめるときに、まず、マニュアルに添って試しながらも、自分の頭で、なぜ?なぜ?といちいち考えてみることがポイント。もちろん、そのときに、答えが出なくてもわからなくても構いません。疑問を持ちながら、次の段階に進んだところで、あ!っと急に見えるものが出てきたりすると、すっごく楽しくなります。

また、その疑問を解決するためや、早くその世界の面白さを知るためには、歴史を知っておくことも必要。千利休について調べることも大事。そうすることによって、茶道の美意識の世界がわかってくるからです。

なぜ、茶道がアートであり、道とされるのか・・その面白みがわからないと味気ないもので、ただの形だけの花嫁修業みたいなものでしかありません。別な言い方をすれば、どんなに作法道理に覚えて出来るようになったところで、根本的な美意識を味わえなかったり、世界観を味わえなかったら、実に味気ないもので、クリエイティブな世界を楽しめないって事になります。

まずは、ふくさだけを購入して、マニュアル本などで調べてみることから入りましょう。はじめから、高価な茶碗や茶道具を買い揃える必要はありません。(本当に価値のあるものがわかってから買いましょう!)

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