釣りに必要な道具の種類は実にさまざま。
釣りの初心者にとっては、釣り竿以外に何が必要なのか？ 全く見当もつかない人も多いのではないでしょうか？
まずは何を、どのように選んでいけばいいのかわからないという方は、目的から選んでいくことをお勧めします。
多すぎて分からない
釣りビギナーにまず立ちはだかるのが、道具の種類が多すぎて何を選んだらよいのかわからないという大きな壁です。
釣り具屋さんに足を運んでみると、そこには大量に用意された竿やリール、針や仕掛け、ルアーやワームなどがあり、それらの種類もバリエーションが多く、全て少しずつ違っているため、一体どれを購入すればよいのか戸惑ってしまうこともあるでしょう。
ショーケースに入っているような高い製品を購入すれば万事解決するのか、それとも無駄骨となってしまうのか、それすらも分からないと思います。
値段もピンからキリまでありますし、できれば入手しやすい価格の無難なものを選んでおきたいところです。
海釣りか川釣りか
種類が豊富な釣り具ですが、全てのアイテムは「海釣り用」か「川釣り用」に分類できます。
例えば、海釣りでよく使用される「仕掛け」は、川釣りで使用されることはほぼなく、それぞれの釣りによって使われるアイテムは根本的に違います。
そのため、まずは自分がどこでどのような魚を釣りたいと考えているのかを明確にする必要があります。
初心者の方の場合は、魚が釣れる楽しさを味わうために海釣りで餌を使った釣り方がよくお勧めされますが、意外と最初から大物狙いでも楽しめることもあり、海／川のどちらがよいかについては一概にどちらとも言い難いところ。
海で釣ってみたいか、川で釣ってみたいか、はたまた、自分の居住地から海／川どちらがアクセスしやすいかなど、場所を考慮して選ぶのもいいでしょう。
せっかく楽しむのですから、シンプルに言えば、海／川のより興味があるほう、釣ってみたい方を選ぶべきです。
目的の魚に合わせて仕掛けを選ぶ
海釣り、川釣り問わず、汎用性の高い仕掛けは案外少ないもので、狙う魚に合わせて仕掛けを選ぶ必要があります。
初心者なら、用意する竿やリールなどは安くても使いやすい物を用意してみて、仕掛けに費用を割いた方がよいでしょう。
海釣りなら、比較的魚も釣れやすい餌を用いた仕掛けを用意してみましょう。
川釣りの場合は、ルアーやワームを臨機応変に使い分ける必要があるため、のんびり釣りを楽しみたい場合は海釣りから初めてみるといいでしょう。
店員さんに聞くのがベスト
どの道具を使用すればよいかわからない、そもそもどのような魚が釣れるかもわからない超ビギナーさんは、やはり釣りスポットの近くにある釣り具屋さんの店員さんに聞いてみるのがベストです。
「このあたりでは何が釣れますか？」と質問をしてどのような魚がいるのかを調査し、その中で気に入った、釣ってみたい魚を選んでから、目的に沿った道具を一式揃えると効率的で失敗しません。
釣りは初めての方にとっては敷居が高く感じられるかもしれませんが、適切な道具を選ぶことで誰でも簡単に始められます。
まずは初めての釣りにチャレンジして、釣りの楽しさを知っていきましょう。